(お知らせ)ETCが発表した新たな報告書Power Systems Transformationについて

2025年7月、石井菜穂子ダイレクターが委員をつとめるThe Energy Transitions Commission(ETC)が報告書「Power Systems Transformation: Delivering Competitive, Resilient Electricity in High-Renewable Systems」を発表しました。ETCは産業界、金融機関、学術界、NGOなど幅広い組織の委員により構成され、パリ協定1.5℃目標に基づく2050年のネットゼロ達成を推進しています。

 

この報告書は、風力発電と太陽光発電が主流となる世界の電力システムは、世界のほとんどの地域において、現在の化石燃料ベースの電力システムと同等かそれ以下のコストで、安定的に電力を供給できることを示しています。ほとんどの国では、蓄電池や送電網などの既存技術の活用で、風力と太陽光発電が電力の7割以上を供給できることを述べています。

 

報告書(ダウンロード):

Power Systems Transformation: Delivering Competitive, Resilient Electricity in High-Renewable Systems

ETCについて

Energy Transitions Commission | Achieving net-zero emissions by 2050

公開日:2025年07月30日
編集日:2025年07月31日
このページの先頭へ戻る