東京大学 グローバル・コモンズ・センター (CGC) は、「International Governance for Global Commons Stewardship」と題するディスカッション・ペーパーを
発表しました。 今日の相互接続された世界において、グローバル・コモンズ(人類の繁栄と安全保障が依存する、安定的で回復力のある地球システム)は、 人間の活動によってますます脅威にさらされており、 国家の権威に基づく伝統的なガバナンス形態だけでは、 グローバル・コモンズの保護という喫緊の課題に対処するには不十分であることが示されています。
本ディスカッション・ペーパーでは、 グローバル・コモンズの保護における国際イニシアチブの役割を理解するための枠組みを提案し 、 3つのシステム転換、すなわち 1)エネルギー、産業、輸送の脱炭素化、 2)持続可能な食料、土地、水、海洋、 3)持続可能な物質の生産と消費 を推進する国際イニシアチブの有効性を検討しています。
ディスカッション・ペーパーの全文はこちらからご覧ください。
公開日:2023年12月04日
編集日:2023年12月07日